2016年05月31日
平成28年5月18日(水) 奈良県文化会館 多目的室にて
第1回新任研修会 を 開催いたしました。
24園57名の先生方にご参加いただきました。
第1回新任研修会では、帝塚山幼稚園 園長 塚本真紀先生をお迎えして、
「こどもの目線・保護者の目線・そして教師の目線」と題しまして、ご講演
いただきました。
参加されている先生方は、最初とても緊張されていましたが、園児たちとする
ような手遊びをはさんで、肩の力を抜いている先生もいらっしゃいました。
また、とても楽しい席替えをしました。
最初に着席された席は、見知った先生や同じ園からの先生どおしで座られて
いることもあり、よく幼稚園で活用されているお歌で、お誕生月ごとに席に
ついてもらうという楽しい席替えでしたが、席をシャッフルすることで、
ほどよい緊張感も得て、塚本先生のご講演が始まりました。
こどもの目線、というところでは、塚本先生ご自身が幼い頃に体験されたこと
当時の幼稚園の先生から言われ今も心に刻まれてしまった言葉と、そこから
得た教訓や保育者としての在り方を多角的にお話ししてくださいました。
また、保護者の目線としましては、ご自分が新任の頃に感じた疑問や失敗、
今まさに参加されている先生方と同じような目線で見ていた物事を、わかり
やすくお話ししてくださり、保護者対応の難しさと大切さ、先輩からはどう
見えているのかをお話ししてくださいました。
教師の目線として、ご自分が体験された面談や就職活動のお話しに始まり、
子どもと接する上で大切にすることはなにか、保育者とはどうあるものか、
「目線」という言葉が、どこからの目線であるのかを、様々な体験や
お考えをお話ししてくださいました。
参加された先生方は、塚本先生の体験談に聞き入り、たくさん頷いて、
共感して、たくさんメモをとっておられました。
研修後、退室されていく先生方のきりっと前を向いた目が印象的でした。
ご講演いただきました塚本先生、誠にありがとうございました。